2019年上期改善発表会

2019年7月18日。「2019年上期改善発表会」を行いました。
弊社では所属課3～5名のチームで改善活動に取り組み、半期ごとに発表をしています。そして一定の基準による審査を行い、順位をつけています。

第8回目の改善発表会は滅多にお目にかかれない（？）工務造型課、機械加工課の同点優勝となりました。

工務造型課では3台あるマシニングセンタの稼働率UPを目標に掲げ、作業性や業務計画の向上に取り組みました。プレゼン資料の伝わりやすさ、18年入社渡部くんの逞しい発表。総合力の優勝でした。

機械加工課は全3チームが月1件以上の改善を継続したことが優勝に繋がりました。チーム別提案件数トップも機械加工課の2チーム。改善活動を積極的に推進する雰囲気が課内に出来上がっています。

また、昨年より新たな試みとして「次世代リーダー研修」を実施しています。こちらはコンサルタントを招いて、30代を中心とした中堅社員に問題分析や解決手順、コミュニケーションのあり方などを学ばせ、将来のリーダー育成を目指しています。
最初の半年は座学。今年より社内で起こっている問題を抽出し、計画策定から実行まで実践しました。

「次世代リーダー研修」に選ばれたメンバーは、その活動について発表しました。下記は3チームそれぞれのテーマです。

・「工程情報更新連絡と作業者の工程確認時間の短縮」
・「窒化加工出荷前データ収集の時間短縮」
・「ハンマー1号の型替え時間の短縮」

普段の改善活動より規模も動く金額も大きくなっていますが、これまでコンサルタントの先生とともに案の比較検討、企画提案書・実行計画表の作成を経て行ってきたこれらの活動は、会社としてとても価値ある内容でした。

同席して頂いたコンサルタントの川田先生より「昨年も改善発表会参加したが、内容、発表がどんどん進化している」、門平先生には「菊水フォージングの自由に挑戦できる社風を大切に育ててください」と嬉しいコメント頂きました。

本発表会を通して互いに切磋琢磨し合い、更なる品質の向上を目指して参ります。