工務造型課・紺本さんが令和元年度「現代の名工」を受賞

工務造型課に在籍する紺本忍夫さんが「令和元年度　卓越した技能者（現代の名工）」に選ばれました。
「現代の名工」は我が国最高水準の技能を有し、模範にふさわしい技能者を厚生労働大臣が表彰する制度です。鳥取県では昭和42年度の制度創設以来、37人目の受賞となりました。

紺本さんは鍛造用の金型製作に長年従事し、極めて精度の高い旋盤加工技術を有すると評価されました。チタン、マグネシウムなどの切削に卓越され、それら難加工材の製品開発や切削技能向上にも貢献されています。また鳥取県立境港総合技術高校で数年にわたり臨時講師を務められ、旋盤の魅力を伝えることで業界全体の後進育成にも寄与されています。

趣味でも旋盤技術を生かしたものづくりに尽力する紺本さん。過去には菊水フォージングのマグネシウム鍛造開発に貢献する傍らマグネシウム製ハイパーヨーヨーの製作に挑戦し、ヨーヨー世界大会（製作部門）にて3年連続を含む計4回デザイン賞を受賞されました。「会社がやりたいことに協力的だったからこそ受賞できた賞」と謙遜されますが、ものづくりを楽しみ、意欲的に製作し続ける姿勢が今回の「現代の名工」評価にも繋がっています。

社員一同、士気が高まった今回の朗報。誠におめでとうございました！

※各種お問い合わせはお電話（0859-29-0721　総務課・酒井宛）にてお願いいたします。