2025年度上期改善発表会を開催しました


7月21日に年に2回行われる改善発表会が行われました
当社では課ごとに改善チームを結成し、半期ごとに成果発表を行います。発表は内容だけでなく資料の出来や発表者の力量も採点対象となり、各チームが得点を競います

事務所の課を横断したチームのため、ここ数年は社内の2Sなどが中心だった事務所改善チームですが、今年は営業メンバーを中心に業務効率化を目標として活動をしています

上期は受注状況や工程の進み具合によって日々変化する生産スケジュールをいち早く検知して適切な材料手配ができることを目指し、クラウドツールを利用した仕組みを導入しました

鍛造中の中間検査を作業場から離れた品管事務所で行っていることの時間ロスに着目し、
鍛造工場内に検査ブースを作成する改善を実施しました
下期は検査の作業分担ルール等、運用面の課題にも対応していく予定です

出荷部門では出荷前検査の作業効率の上昇と検査員のスキルアップをテーマとし、日々の業務を難易度ごとに分けてどの作業をどこまでできるようになったのか引継ぎ状況の可視化を進めました

その結果、日当たりの検査スピードを昨年よりも向上させることができました

機械加工課は現行品の生産スピードの向上や加工コストの削減を目標に、多角的な視点で検証を行いました
製品によっては大きな削減が出来たものもあり、改善チームとして良い成果を出すことができました

金型を鍛造へと供給している工務造型課は1日当たりの金型供給数を増やすことを目的とし、作業者・加工機の分散や加工方法の変更による加工時間の短縮を目指しました

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採点の結果、今回の優勝は工務造型課でした。改善内容・プレゼンの出来が共に高く、他課を圧倒しての1位となりました

特別枠として昨年度に約半年に渡って行われた鳥取県主催のTPS実装ワーキンググループに参加したメンバーが、研修を通して学んだ知識を用いて社内で行った改善の発表を行いました
弊社は3年連続で本研修に参加しており、卒業生は計5名となりました。その方たちが今後現場の改善活動を引っ張っていってくれることを期待しています

今年も早いもので折り返し地点となりました。暑い日が続きますが体調・安全に気を付けながら今後も改善活動に社員一同取り組んでまいります!


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